Salesforceでのアジャイル開発へ冒険~調和性あり自分管理のチームビルディング形成

初めまして、auカブコム証券のシステム開発部の王と申します。f:id:kc_wang:20210114182356j:plain
auカブコム証券の一員として、4年目です。
担当業務がごろごろ変わったが、直近の1年間、Salesforceのことを注力させていただいています。
伝統的なシステム開発から解放されて、人力車夫からパイロットに切り替えたようなことで、いかにも気楽な日々を体験しています。この体験を皆さんに共有したいと思う。
世の中にやってることとほとんど変わらないですが、コロナで大変な時期で、楽しんで見てもらえば、幸いです。

はじめに、当社のシステムの中にSalesforceの活躍イメージをお話したいと思います。
下記の図の通りで、当社にはお客様向けにサービスを提供するシステム、および、社内業務を遂行するための社内システムが存在しています。
お客様のサポートには、Salesforce サービスクラウドを活用しております。主に、メールに関する機能を使いこなしています
※抜粋内容です

Salesforceのステージ
Salesforceのステージ
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カスタマーサポートシステム図

私たちの物語が誕生する背景がどうですかって思う方がいらっしゃると思います。
・当社はカスタマーサポートでいろんな課題を抱えて、2018年Salesforceクラウドサービスを導入することを決定しました。
導入には、ベンダさんとユーザ部署主体の体制で進めました。
結果、社内にSalesforceシステムの人材が育てられないでした。
問題の対処のため、ベンダさんの力を割愛し、社内に切り替わってSalesforceへの冒険を始めました。
開発者として、私が選ばれました。

Salesforceの未経験者たちに迎えた運命がどうなるのがいろいろ登場してきます。
まず、本章の本題で、チームビルディングの話をします。

プロセスやツールにより、人が成功の鍵を握る
プロセスやツールにより、人が成功の鍵を握る

長い間、当社のシステム運営の知見もありながら、チームビルディングは割と順調に進められ、3週間ほどで最初の形ができました。
・「人と人同士の交流」を重視し、十分なコミュニケーションを取り、価値観や考え方の吸収を
・「暗黙の了解が人によって理解度が異なったりすること」を重視し、チームのロール役割までの明文化を
・「責任感ややりがい」を意識した行動を
することで、合意を取りやすいでした。
この活動により、混乱もなく統一感が生み出されて、チームとしての機能性を味わえてます
※抜粋内容です
調和性あり自分管理のチームを目指す

ロール名役割
ユーザ窓口 ユーザ部署のニーズの集まりや交流を担当する。
SRE ・システムが安定して稼動するように、全体の運用を行う。
・システムのパフォーマンスを向上するためのシステム改善と信頼性の向上を担当する。
・システムのUAT環境と本番環境の所管部署で、環境維持やリリースなどを担当する。
開発者 ・業務戦略に応じたシステム開発、必要となるシステム保守を担当する。
・開発環境の維持管理を担当する。

※当社は人それぞれ各自の業績評価目標を持つ。開発者(1名)以外の要員が専任ではなく、他業務も担当しており、優先順位次第に各自行動しております。