kabuステーション ver.5.12.2:APIの新ラインナップとして先物・オプションを開放

このたび、kabuステーション®APIリリース時に告知のとおり、2020年10月29日(木)に発注環境の新ラインナップとして、先物取引および、オプション取引に対応する機能拡充をおこないました。
kabuステーション® ver5.12.2にアップデートいただくことで、ご利用になれます。
先物、オプションの取扱いに関しては、対象の口座が開設している必要があります。
Excelアドイン、マクロをご利用になられている方に関しましては、サンプルプログラムも更新しておりますので、ご確認いただければ。
今回のアップデートにより、株式に加えて、先物、オプションの情報取得、注文が可能となっております。
RESTのインターフェースならびに、PUSH形式での情報配信の追加も実施。

現状、APIに関しての多くの要望がお客様より寄せられております。
頂いた要望に関しては一件一件精査を行い、今後の機能改善の検討を実施しているところです。
要望に伴う改善につきましては、今しばらくお待ちいただけると幸いです。

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追加インターフェース

■kabuステーションAPIを利用するための初期設定は以下参照
https://kabucom.github.io/kabusapi/ptal/howto.html

■ kabuステーションAPIのリファレンスについては以下参照
https://kabucom.github.io/kabusapi/ptal/index.html

kabuステーション® API について

「kabuステーション® API」は、機械学習等で急速に普及の拡がるPythonをはじめとした開発言語に柔軟に応答するWebアーキテクチャに特長を持つREST(Representational State Transfer)形式を採用いたしました。
このREST形式による適応する高い汎用性に持つ発注APIを提供することで、お客さまの多様な技術バックグラウンドやオープンソースコミュニティのナレッジ蓄積を生かしたオリジナルの投資アイデアによるシステムトレードを当社の高速トレーディング環境上で実現可能となります。

kabuステーション® API

Point1:使用するプログラミング言語に制約のないREST形式により提供

「kabuステーション® API」は、kabuステーション®を起動したお客さまのパソコンより、任意の開発言語によるデータ取得や注文執行が可能となります。
汎用性の高い、REST形式により実行されます。C#、Python、Java、PHP等お客さまの実装しやすいプログラミング言語をお選びいただける他、外部SaaS等のクラウドツール等との連携が可能となります。
Web系、機械学習系などさまざまな技術バックグラウンド・学習言語が多様化している背景からREST形式による汎用性の高い実装を支援いたします。

Point2:専用のExcelアドインを提供

スクリプトベースでの提供方式に加え、「kabuステーション® API」専用のExcelアドインを提供することで、日頃のビジネスニーズで使い慣れたマクロや関数等のExcel諸機能のスキルを生かしたトレーディング環境の構築にも対応いたします。
また、「kabu.com API」にて協業いただいているサードパーティ事業者とも連携し、汎用性の高いアルゴリズムトレード等は、サンプルとなるExcelシートの配信等を随時おこなってまいります。

Point3:開発者コミュニティをGithub上に展開

お客さまのトレーディング環境の構築を支援する目的で、専用ポータルサイトをオープンし主要な開発言語のサンプルコードを展開するほか、当社エンジニアによるサポートやお客さま同士のナレッジ共有を目的にGithub上にエンジニアコミュニティを展開いたします。
基本的な機能実装のためのサンプルコードを展開するほか、当社のエンジニアも参加することで、技術的な問題の解決やお客さまの実現したい投資システムの実現に貢献してまいります。